- 2022/11/12
冨樫義博先生の
『幽☆遊☆白書』における
霊界のナビゲーター・ぼたんについて、
「彼女は浦飯幽助や作品全体の『ヒロイン』と言えるのか?」
という問いを発端に、
ぼたんのキャラクター性の魅力、
雪村螢子との役割の違い、
作者・冨樫義博先生のヒロイン観などについての
ネット上の反応をまとめた動画です。
1. 「主人公の恋人(螢子)」と「作品の看板・相棒(ぼたん)」
雪村螢子
浦飯幽助の「恋愛対象としての正ヒロイン」
幽助が日常(人間界)へ帰るための象徴。
ぼたん
『BLEACH』の朽木ルキアや
『ドラゴンボール』のブルマのような
「物語の相棒・導き手・作品の看板ヒロイン」
必ずしも主人公と恋愛関係にならずとも、
ストーリー全体を盛り上げる
重要ポジションとして支持されています。
2. 見た目の可愛さと「おばちゃんムーブ」のギャップ
ビジュアル
青髪ポニーテールに
和服(あるいは洋服)という
和洋折衷の美しいデザインで、
作中屈指の容姿。
内面・言動
若々しい見た目に対して、
口元を隠しながら
「あ~ら」と手を振ったり、
世話焼きで保護者的な
「おばちゃんっぽさ」を見せるギャップが
読者から
「変に色気で攻めてこなくて安心できる・親しみやすい」
と愛されています。
3. ストーリー上の利便性と役割の推移
初期は霊界の案内人として
幽助の相棒役を担っていたが、
バトル路線化に伴い
桑原の姉(静流)や
幻海などの頼れる女性陣と
ポジションが重なり、
しだいに霊界の情報共有や解説役に移行。
事情を知らない螢子よりも、
霊界事情に詳しく
シリアスな展開にもついていける
便利屋・狂言まわしとして
重宝されたと分析されています。
4. 冨樫先生のキャラクター造形と『HUNTER×HUNTER』への継承
「見た目は可愛い美少女
(あるいは若い姿)でありながら、
内面・精神は頼もしい
おばちゃん/熟練者」
という
ぼたんのキャラクター構造は、
後の
『HUNTER×HUNTER』に登場する
ビスケット=クルーガー(ビスケ)の
精神的プロトタイプ(系譜)
ではないかという考察も挙がっています。