- 2024/10/20
『HUNTER×HUNTER』王位継承戦における未解決ミステリー
「11人いる!(サイレントマジョリティー)」
の使い手(真犯人)と能力のルールについて、
VOICEVOXのキャラクター
「ずんだもん」がナレーションを務め、
独自の視点から
高解像度な分析と真犯人特定を行っている動画です。
動画主は、
従来の多くの読者の前提を覆し、
「念講習会の参加者16人の中に犯人は絶対にいない」
という説を起点に考察を組み立てています。
### 1. 「講習生16人=犯人」説の完全否定とクラピカの盲点
* **ヒュリコフの選別
第1王子私設兵のヒュリコフは、
他人の念の操作状態を見抜く天才です。
彼が部屋の中で特定した隠れ能力者は
「ロベリー」「ユウライ」
「セジール」「ロンギ」
の4名のみと作中で確定しており、
彼らが白(あるいは別の能力)である以上、
講習会の参加者16人の中に
サイレントマジョリティーの犯人はいないと結論づけています。
* **クラピカの誘導による読者の勘違い
多くの読者が
「16人の中に犯人がいる」
と思い込んでいたのは、
作中でクラピカが
「当面の問題はこの中に潜む暗殺者を探すこと」
とモノローグで思考していたためです。
しかし、
3日目の事件(ミハン殺害)の時点で
クラピカ自身が
「遠隔からの視認司令が可能な操作系」
と推測を改めていますし、
そもそも
「初日の暗殺事件(5名殺害)の時点では
講習生自体が集まっていない」ため、
冷静に考えれば
部屋の外の人物であることは明白です。
### 2. サイレントマジョリティーの能力ルールと「トリガー」のガチ考察
呪詛能力の具体的な仕組みや、
作中の違和感について
鋭いロジックで分析しています。
* **黒ぼっこ(呪詛人形)
対象1名に取り憑かせ、その周辺を見聞きする(長報・共有)能力。
術者と取り憑かれた人間のみに視認可能です。
* **「射程10人」の解釈
術者が「射程内の住人」と呼ぶ基準について検証。
発動の瞬間ではなく
「発動中にそのエリア(周辺)にいる10人」
が常に射程内に収まるリアルタイム更新型の仕様であると推測しています。
* **土ぼっこ(ツチイナゴ)と「注意を引く」トリガー(制約)
ミハンやバリゲンが襲われた瞬間、犯人は心の中で
「あいつが全員の注意(気)を引いてくれたことに感謝する」
という奇妙なモノローグを残しています。
動画主は、
「誰かが全員の注意を大きく引くこと」が、
土ぼっこ(吸血イナゴ)を
出現・攻撃させるための
発動トリガー(制約)になっていると考察。
注意を引く(1回目):土ぼっこを現場に召喚
注意を引く(2回目):ターゲットへ攻撃司令を実行
このように、
ホラー映画のように
段階を踏まなければ攻撃できない制約があるからこそ、
目視できるイナゴの具現化というリスクを冒しつつも
「初見殺しの即死(数秒で吸血)」
という強力な威力を担保できている、
と分析しています。
### 3. 黒ぼっこを「最初に取り憑かせた」近接の制約
サイレントマジョリティーは
遠隔攻撃が可能ですが、
「最初の起点となる
“黒ぼっこ”をターゲットに植え付ける行為」だけは、
術者本人が対象に直接近づいて行う必要があるという
極めて説得力のある制約を提示しています。
初日の暗殺から
2日目の講習会までの間に、
被害者の「ロベリー」に直接接近できた人物は、
彼女と同じ
「第10王子カチョウの部屋にいた人物」
しか物理的にあり得ません。
### 4. 【真犯人特定】作画ミス問題と第11王子護衛「リョウジ」犯人説
ここで動画主は、
単行本の背景に潜む致命的な
「作画ミス(あるいは冨樫先生の意図的な混乱)」
を指摘しつつ、真犯人を特定しています。
* **作画の矛盾
カチョウの部屋であるはずの背景コマに、
なぜか第11王子フウゲツの護衛である
「リョウジ」や
上位王妃の兵(リハンらしき姿)が混ざって
描かれている奇妙なシーンが存在します。
* **真犯人:
第11王子フウゲツの護衛『リョウジ』
カチョウの部屋の
未命名のモブ従者を犯人にしても
物語として盛り上がらない
(「誰やねん」で終わる)ため、
既存キャラから選ぶ必要があります。
リョウジは常に無口で目を閉じており、
他人のオーラを精査する
第1王子私設兵(リハン)のセンサーにも
引っかかっていませんでした。
これは彼が
「目を閉じて、
遠隔にある黒ぼっこの視点
(リアルタイム映像)をジャックして
集中して見ていたから」
という理由で完璧に説明がつきます。
* **ジョイントタイプ(相互協力型)の可能性
リョウジが犯人である場合、
「黒ぼっこを植え付ける人間」と
「植え付けられた黒ぼっこを遠隔操作するリョウジ」
の2人がかりで発動している
「共闘型(ジョイントタイプ)」
の念である可能性を考察。
カチョウとフウゲツが
「2人で1つ」
として生き残るために協力しているのと同様に、
彼女たちを守る側の護衛たち(リョウジら)もまた、
2人で1つの強力な暗殺念(サイレントマジョリティー)を作り上げて
上層・下層の他陣営を
密かに間引こうとしていたのではないか、
と推測しています。
**【総括】
「講習生の16人には犯人はいない」
という大前提からスタートし、
イナゴの攻撃トリガー(注意を引くこと)の考察、
そして最初の植え付け条件から逆算して
「カチョウ・フウゲツ陣営の護衛」
にターゲットを絞り込み、
常に目を瞑っている
『リョウジ』を共闘型の真犯人として見出すという、
非常にオリジナリティと説得力の高い
ガチ考察となっています。