サイレントマジョリティーの黒幕&実行犯は?

この動画は、
『HUNTER×HUNTER』王位継承編において、
読者を長年悩ませ続けている
未解決事件
「11人いる!(サイレントマジョリティー)」
の黒幕と実行犯は誰なのかを、
能力の詳細な制約、
これまでの被害状況、
そして動機面から綿密に解き明かした考察動画です。

1. 暗殺特化念能力『11人いる!(サイレントマジョリティー)』の全容

サイレントマジョリティーは、
「黒ぼっこ(呪い・表意用の人形)」と
「つちぼっこ(攻撃用の蛇)」という
2つの念獣を組み合わせた、
極めて暗殺に適した具現化・操作系の能力です。

黒ぼっこ(規制型・表意)

能力者本人と、
とり憑かれた
「ターゲット(被表意者)」
の2人にしか見えません。

ハイリスクな誓約

黒ぼっこを発動した後、
「誰ひとり殺せないまま能力が強制解除された場合、
その呪い(死)が術者本人に跳ね返る」
という
極めて重い自爆リスクを抱えています。

これが、
普通の人には見えない
ステルス状態を維持するための代償
(膨大なオーラ消費の担保)
となっています。

射程(11人いる!)

とり憑いた被表意者を中心に
「周囲10人」がターゲット。

被表意者と合わせて
「11人」の空間が
この能力の絶対領域となります。

つちぼっこ(攻撃)

黒ぼっこの指示で動く蛇。
一般人にも視認でき、
物理攻撃(銃など)で破壊可能です。

殺傷速度

1匹で襲うと44秒、
4匹同時に1人を襲うとわずか11秒で
全身の血を完全に吸い尽くして即死させます。

2. これまでの不可解な暗殺タイムラインと「14号室の潔白」

1日目

BW1号が出航してわずか15分後に
14号室(ワブル王子の部屋)の護衛ウッディが、
その直後に王妃所属の護衛兵4名が
同時に血を吸い尽くされて殺害されます。

クラピカが14号室に残った面々
(ビル、シマヌ)を
ダウジングチェーンで審問した結果、
全員が「白(無実)」

これにより、
「犯人は14号室(現場)におらず、
部屋の外から遠隔操作、
あるいは事前に仕込んで暗殺を行っている」
ことが確定します。

2日目(午前9:00)

クラピカが主催した
「念の講習会」の最中、
第7王妃所属の護衛兵バリゲンが
血を吸い尽くされて死亡。
(3回目の暗殺)

この時、
第10王子従事者のロベリーに
黒ぼっこがとり憑いており
(彼女にしか見えない人形を視認してパニックになった)
彼女が容疑者として隔離されます。

3日目(午前10:05)

トイレに入った
第4王子(ツェリードニヒ)私設兵のミュハンが、
同様に血を吸い尽くされて死亡。

ミュハン自身に
事前に黒ぼっこが仕込まれていた、
あるいはトイレという密室で
遠隔でとり憑かされたと推測されます。

3. ヒュリコフの誤算と「真犯人」の除外

第1王子私設兵で、
目の動きから
「隠れ念能力者」を見抜く
達人であるヒュリコフ。

彼は講習会の中で
「犯人は第5王子私設兵のロンギだ」
と確信していましたが、
単行本39巻(401話以降)にて、
ロンギの真の能力は
『月光条例』という全くの別物であり、
さらに彼女の素性は
ビヨンドの娘(添え物)であることが判明。

ヒュリコフのプロファイリングは
完全に外れており、
講習会メンバーの主要容疑者は
一回リセットされる形となりました。

4. 最大の謎:なぜ3日目の「ミュハン殺害」を最後に、犯行がピタリと止まったのか?

動画が提示する、
真犯人を特定するための最大の鍵は
「3日目から10日目までの長期間、
あれほど頻発していた暗殺が
なぜ突然ストップしたのか」
という疑問です。

王子の死亡(脱落)に伴う能力停止

サイレントマジョリティーの術者が
「誰かを殺さなければ自分が死ぬ」
という
呪いのリスクを負いながらも
活動を急停止したとすれば、
それは
「雇用主である王子(または王妃)が
継承戦から脱落(死亡)し、
暗殺を続ける目的を失った
(あるいは作戦が中止された)」
と考えるのが最も合理的です。

タイミングの合致

3日目のミュハン殺害の直後に、
公式に継承戦から脱落(死亡)した王子は、
5日目に第1王子のプレデターに念獣を食われ、
その後に暗殺された「第8王子サレサレ」です。

5. 【結論】黒幕:第5王妃スィンコスィンコ & 実行犯:108号室前の「謎の男」

【黒幕の特定】第5王妃スィンコスィンコ

サレサレ王子の母親。

彼女は非常に好戦的な性格であり、
彼女の直属の部下であるタフディー
が第12王子モモゼを暗殺した
『ザ・タッチ(分身の術)』
の実行犯でした。

彼女が、
継承戦のバトルロイヤルを最速で有利に進めるため、
タフディーとは別ルートの
「もう一つの暗殺カード」として、
自身の所属兵(流星街の暗殺者など)に
サイレントマジョリティーを使わせていたと考えれば、
サレサレ王子の死亡(5日目)を境に
暗殺が完璧に止まったことに
100%の説明がつきます。

【実行犯の特定】108号室(サレサレの部屋)を警備する「謎の男」

スィンコスィンコ王妃所属の
兵隊長であるムシャホは
「念の存在」を知っており、
講習会へ派遣されました。

ムシャホは
14号室の講習会の進捗を異常なまでに
徘徊・探りを入れるなどの
不審な動きを見せていましたが、
自身は「隠れ念能力者」ではないため
実行犯ではありません。

ムシャホ(兵隊長)の指示を受けて
実際に手を下していた
スィンコスィンコ所属の実行犯として浮上するのが、
サレサレの部屋である
108号室の扉の外を
ムシャホの隣で警備している
「非常に特徴的な不気味な風貌
(ドレッドヘアに無表情な目)
をした名称不明の男」
です。

サレサレ王子が
「母親から付けられた鬱陶しい護衛
(王妃所属兵)を部屋の中に入れたくない」
と邪険に扱っていたため、
彼は常に部屋の外の廊下に配置されていました。

部屋の「外(廊下)」という、
14号室やトイレへのアプローチが
最も容易なフリーな立ち位置にいた彼こそが、
物陰から「黒ぼっこ」を遠隔具現化し、
呪いのアラートを14号室や講習会、
ミュハンへと送り込んでいた
張本人であると考察されます。

【総括】

ヒュリコフの誤判定を排し、
「なぜ3日目以降、ピタッと殺人が止まったのか?」
という
物語の構造的プロットに踏み込むことで、
「第8王子サレサレの死=第5王妃スィンコスィンコの作戦終了」
という
美しいミステリーラインを導き出した、
非常に精度の高い神考察となっています。

 

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