王位継承戦編をもう一度時系列順に整理してみたら、2日目から既に時系列がバラバラだった件

『HUNTER×HUNTER』
王位継承戦・時系列の総整理
【出航1日目〜2日目までの真実】

この動画は、
複雑に各部屋のドラマが並行・前後して描かれ
る『HUNTER×HUNTER』王位継承編の
「出航1日目〜2日目」における
タイムラインを
ロジカルに整理・修正した解説動画です。

読者が何気なく読み進める中で見落としがちな
「時間の前後のバグ」や、
作中の発言・時計の描写から逆算した
本当の時系列が
以下のように細かく解き明かされています。

【出航1日目】(日曜日・12:00出航)

出航15分後(12:15)

第14王子(ワブル)の護衛であったウッディーが、
謎の念獣(つちぼっこ)によって
全身の血を吸い尽くされて死亡。

実質的な暗殺開始。

出航1時間後(13:15または13:45)

セレモニー会場から14号室へ帰還後、
追加の警護兵4人がさらに暗殺されます。

その後、
クラピカによる「緊急船内放送」が行われます。

出航2時間後(14:00)

ワブル王子の警護がクラピカとビルの2名のみになります。

ビンセント襲撃

第1王子私設兵のビンセントが襲撃し、
オイト王妃の従者サンドラを殺害。

クラピカが
『スチールチェーン』で拘束するも奥歯の毒で自決。

オイト王妃の『ステルスドルフィン』発動とゴキブリ索敵開始

オイト王妃がクラピカから譲渡された
『リトルアイ』でゴキブリを操り、
第13王子(マラヤム)の部屋を約1時間かけて探索。

しかし、
クラピカの『絶対時間』が発動し続け、
ここで彼の寿命が約150日削られます。

第12王子モモゼの死亡・クラピカの昏倒

モモゼ王子の霊獣が
オーラ切れで休眠した隙を突かれ、
何者か(タフディー)によって
モモゼが絞殺。

クラピカは絶対時間の肉体負荷により
ここで失神。

1日目が終了します。

【出航2日目】(月曜日)

出航18時間後(午前3:00または6:00)

クラピカが約9時間の失神から目を覚まします。
(失った寿命は約5年分)

午前9:00〜12:30「念の講習会」の開始と最初の惨劇

全王子に向けた念の講習が始まります。

開始早々に暗殺者の能力
『11人いる!(サイレントマジョリティー)』
のつちぼっこが発動し、
マラヤムの警護兵バリゲンが
全身の血を吸い尽くされて死亡。

この事件により、
フウゲツ陣営の従女ロベリー
(座敷人形を視認してしまったため)に
「72時間の監視聴取」
が課せられます。

午後(12:30以降)

第2王子カミラがベンジャミンへの直談判(特攻)を行うなどの小競り合いが展開。

【作中で発生していた「時系列の前後(ミスリード)」の検証】

1. チョウライのコイン発生シーンのズレ

描かれたタイミングの罠

作中で
「第3王子チョウライの守護霊獣の口から
コインが落ちてくるシーン」は、
出航から
「37時間30分経過(3日目の深夜1:30)」
という記述のあとに描かれています。

逆算による真実

しかし、
この時落ちてきたのは
「2枚目のコイン」であり、
11日目の時点で手元に10枚
(回収漏れの1枚を含めると11枚)
存在していることから逆算すると、
このコイン発生シーンは、
本来は「出航2日目」に発生していた出来事です。

冨樫先生は3日目のエピソードの中に、
2日目のシーンを意図的に
(あるいは構成上)差し挟んでおり、
漫画の掲載順通りに時間が進んでいないことが証明されます。

2. ハルケンブルグの革命の手紙

ハルケンブルグがナスビ国王に
「継承戦離脱」の意志を伝える手紙を
届けたエピソードも同様に
時系列が前後しており、
実際は「2日目の夜」に
起きていた出来事だと推測されます。

3. 半蔵の「幽体離脱(タフディー殺害)」の時刻の矛盾

描かれた10時の時計

ハンゾーがモモゼ殺害の犯人であるタフディーを
「幽体離脱(分身)」で
殺害しに行くシーンにおいて、
作中の時計は「10時」を指していました。

午前10時と仮定した場合の矛盾

もしこれが「3日目の朝10時」だと仮定すると、
タフディーの暗殺から
ハンゾーが本体に戻り
クラピカたちと合流するまでに、
2時間半以上もの
不自然なタイムラグが発生してしまいます。

さらに、
ハンゾーが戻ってすぐに
(朝の早い時間帯に)
念の講習会へ向かっている
タイムラインとも合致しません。

夜10時の真実

プロとして雇われたハンゾーが
「日中の勤務時間」に
丸1日仕事を放棄して
気絶(幽体離脱)しているとは考えにくいため、
幽体離脱を行ったのは
「2日目の夜10時(22:00)」
であると整理するのが最も合理的です。

【おまけ】第1王子私設兵(ベンジャミン私設兵)の各部屋への配置一覧

ベンジャミンが各王子へ
「王室警護兵」として派遣した
私設兵の正確な配置リストです。

※カチョウとフウゲツは
警護兵を共有していないという事実が
自系列の整理から
改めて浮き彫りになります。

コベントバ: 第3王子チョウライ(3号室)

ブッチ: 第5王子ツベッパ(5号室)

オラウ: 第6王子タイソン(6号室)

カンジドル: 第7王子ルズールス(7号室)

ミュハ(およびスミダ): 第4王子ツェリードニヒ(4号室 ※後に追放)

リハン: 第8王子サレサレ(8号室 ※暗殺担当)

ビクト: 第12王子モモゼ(12号室)

ビンセント ➡ 後任:バビマイナ: 第14王子ワブル(14号室)

ヒュリコフ: 14号室の念講習会に参加(実質的な監視・炙り出し担当)

【総括】

一見すると
「出航から順繰りに2日目が終わった」
ように読める王位継承編ですが、
チョウライのコインや
ハルケンブルグの書状、
そしてハンゾーの幽体離脱のタイミングなど、
2日目の時点で
既に複雑な
「時間の前後(パズル)」
が仕掛けられていることを、
徹底的な逆算ロジックで明らかにした
見事な時系列整理となっています。

 

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