- 2022/12/10
『HUNTER×HUNTER』王位継承戦の序盤から
船内(第1層のクラピカの念講習会など)を震撼させている、
正体不明の暗殺能力
「11人いる!(サイレントマジョリティー)」
の念能力者(犯人)が
一体誰なのかについて、
最新第402話までの
作中描写やヒントを元に消去法形式で
徹底考察・解説している動画です。
1. 犯人の「動機」からの推測(絞り込み)
暗殺は、
自身が所属する王子の継承戦を
有利に運ぶために行われるはずという
大前提の元で考察されています。
王子自身の指示:×
念を知っていたのは
ベンジャミンとツェリードニヒのみ。
両陣営とも別の作戦が描かれており
指示したとは考えにくい。
王妃の指示:△
第1王妃ウンマ、
第3王妃トウジロウなどは可能性を残すが、
第2王妃ドゥアズル、
第5王妃スィンコスィンコ[島野のダウジングで白確定]などは除外される。
従事者の「独断」による反抗:×
暗殺犯は捕まれば処刑されるため、
完全犯罪ののち主人に手柄を報告して暴露し、
出世に繋げることが絶対条件。
正義感の強いハルケンブルグや
ルズールスの配下が
独断で動くとは考えにくい。
よって有力視されがちな
ハルケンブルグ私設兵の
「ユラシ」や「シジル」の犯人説は
動機面で容疑が薄いとされる。
2. 「被害者」の所属からの逆引き考察
サイレントマジョリティーは
「自身(術者)と同じ
王妃・王子に所属する味方の兵は襲わない」
という制約が働くはず、
という推測から
容疑者を割り出しています。
初期のワブル護衛兵(計7名)の全滅
最初にやられた5名は
サイレントマジョリティーによるもの。
残る2名は
モモゼの守護霊獣に操られた
サルトビによるものですが、
この2名には
タイソンの守護霊獣の
「目玉ジャクシ」が憑いていました。
これはタイソンの教本を受け取った
「下位王子とその所属兵(第5〜第14王子側)」
である可能性が高く、
相対的に第1〜第4王子の容疑が強まります。
モモゼ(第12王子)の死と母親セヴァンチの除外
モモゼの霊獣が
セヴァンチ(母親)所属の兵を襲うとは考えにくいため、
最初の5人の中に
セヴァンチ所属兵が含まれていた
=術者はセヴァンチ所属ではない。
(マラヤーム陣営の除外)
バリゲン(マラヤーム護衛)の死亡
セヴァンチ所属のバリゲンが殺されたため、
術者はセヴァンチ所属ではない。
(マラヤーム陣営の容疑がさらに薄れる)
ロベリー(カチョウ従事者)への取り憑き
ロベリーが騒いだことで
第2王妃ドゥアズル(カチョウ・フウゲツの母)に
容疑が向くように仕向けられている点から、
ドゥアズル陣営(第2・第11王子側)の容疑も
プラスマイナスゼロ(あるいは薄い)とされます。
ミハン(ツェリードニヒ私設兵)の死亡
第1王妃ウンマ所属のミハンが殺されたため、
術者はウンマ所属(第1・第4王子側)ではない可能性が高まります。
3. 「講習会の部屋の中に犯人はいたのか?」
当初クラピカやヒュリコフは
「部屋の中に隠れ念能力者がいる」
と犯人を探していましたが、
部屋の中の人間は
本格的に全員の容疑が消えかかっています。
ベレレインテ・ヒュリコフ:×
念能力者として挙手している。
ヒュリコフはロンギを疑っていたが
ロンギは白だった。
犯人のモノローグの「口調」の違和感
犯人は心の中で
「よし行け」
「私には〜人臭がしてならないのぜ」
といったクールキャラらしからぬ、
どこか泥臭い
(または雑魚キャラっぽい)
独特な喋り方をしています。
この口調からクールなベレレインテなどは除外されます。
結論 ➡ 犯人は「部屋の外(廊下)」から遠隔操作していた説
クラピカはミハン死亡後、
「遠隔からの視認司令が可能な
操作系(あるいは具現化系)」
と推測を改めています。
犯人が
「あいつ(ミハン)は射程の10人に入っていない」
と悔しがっていた描写から、
サイレントマジョリティーの
「黒ぼっこ(念獣)」の配置には
厳格な距離制限・射程制限があると考察。
もし部屋の中に術者がいれば
位置を変えて
ミハンを射程に捉えられたはずなので、
「部屋の外(特定の場所)から
動けずに発動していた」
と考えるのが自然です。
4. 【動画主の最終予想】犯人は誰なのか?
部屋の中の人間や、
隣の部屋
(すでに閉鎖されたモモゼの部屋など)
の容疑者が消去法で削られた結果、
動画主が
「最も怪しい」と結論づけた人物が発表されます。
犯人予想:
第402話時点で
「1013号室(マラヤームの部屋)の前」
あるいは
「1008号室(サレサレの部屋)の前」
などに立っていた、
名前のない『後ろ姿のモブ警備兵』
ミハンがトイレで殺された際の配置(射程圏内)や、
バリゲンが襲われた際の位置関係を逆算すると、
廊下の特定のポジション
(赤い星マークのエリア)
から動かずに
見張りをしていた人物が合致します。
王子たちの陣営としては、
モモゼを呪殺したタディー
(第5王妃スィンコスィンコ所属)の例を踏まえ、
第5王妃スィンコスィンコ
(第8王子サレサレ & 第13王子マラヤームの母)
の所属兵、
あるいは第7王妃セウチ
(第10王子カチョウ & 第11王子フウゲツの母)
の所属兵の
いずれかによる犯行ではないか、
と推測して締めくくられています。
【総括】
サイレントマジョリティーの犯人は、
読者の間でも様々な主要キャラクター
(ユラシやベレレインテなど)
が疑われてきましたが、
作中の厳密な距離制限の描写や
被害者の所属を
パズル級に整理していくと、
実は
「まだ名前すら明かされていない、
廊下に配置されている
モブ警備兵(上位王妃所属兵)」
の中にこそ
真犯人が潜んでいるのではないか、
という
非常に解像度の高い
消去法考察となっています。