- 2023/02/08
『HUNTER×HUNTER』に登場する
暗殺一家ゾルディック家の末っ子であり、
若くして幻影旅団に入団した
「カルト=ゾルディック」
の隠された才能(キルア超え説)、
一家内での不遇な立ち位置、
そして物語最大の謎である入団目的
「兄さんを取り戻す」
についての様々な考察を
網羅的に解説・検証している動画です。
1. ゾルディック家におけるカルトの「不遇な立ち位置」
濃すぎる兄たち
(イルミ、ミルキ、キルア、アルカ)
に挟まれ、
作中でのセリフや出番は少なめです。
家族からのほったらかし
公式の相関図(キルア視点)を見ると、
次期当主として期待されるキルアには
家族全員から矢印(関心)が集中しているのに対し、
カルトには
母親(キキョウ)からの
異様な愛情の矢印しか伸びておらず、
他の兄弟や父親からは
ほぼ「ノータッチ(放置)」の状態にあります。
キルアへの複雑な感情
カルトはキルアに
「かまってほしい」と思っており、
キルアとべったりなアルカに対して
激しい「嫉妬」の感情を抱いています。
ゾルディック家を訪ねてきたゴンたちを
激しく睨みつけていたのも、
キルアを連れ去る者への敵対心
(あるいは重い執着)
の表れだと推測されます。
2. 「キルアを超える天才」とされる根拠(念の早期習得)
カルトは10歳にして
すでに自身の念能力を完全に確立し、
実戦で使いこなしています。
キルアとの比較
天才と言われるキルアですら、
12歳で家出をして
天空闘技場を経験するまで
「念」の存在すら教えられていませんでした。
しかし、
カルトはその2歳も若い段階(10歳)で既に
「発(能力)」まで極めています。
なぜキルアには教えなかったのか?
暗殺一家の総合力
(身体能力、毒・電気耐性、戦闘センスなど)
のナンバーワンは間違いなくキルアですが、
純粋な「念の才能」に関しては
カルトがズバ抜けていたため、
幼少期から
念の英才教育を施されていた可能性があります。
※別の理由として、
キルアは気性が荒く
レールを嫌う性格なため、
早くに念を覚えさせると
イルミの針を抜いて暴走したり、
しょうもない能力
(ジュースやお菓子を作る能力など)
を反抗心から開発して
当主の座から外れようとしたりするリスクを
両親が警戒していた、
という性格の違いによる説も語られています。
3. 万能すぎるカルトの念能力
カルトの念(操作系・特質系寄り)は
「紙と扇」を媒介とする、
非常に戦闘・サポートのバランスが良い
万能能力です。
打硬の舞(だこうのまい)
鋼鉄のロープをも切り裂く
紙の扇を使い、
大量の紙吹雪を
一点集中させて
キメラアントの強靭な肉体(腕)を
バラバラに破壊する高い攻撃力。
監視・盗聴能力
対象に小さな紙片を貼り付けることで、
離れた場所から
周囲の状況を
盗聴・把握できる隠密性。
さらに、
グリードアイランド編では
除念師(アベンガネ)を自力で探し出すなど、
索敵能力にも極めて優れています。
4. カルト最大の謎:「兄さんを取り戻す」の3大考察
キメラアント編
(流星街での戦闘後)に
カルトが零した、
(旅団で上り詰めて)
「何年かかっても、兄さんを取り戻す」
という
目的の対象(兄さん)が一体誰なのか、
ファンの間で有力な3つの説を解説しています。
1. キルア説
シンプルに、
大好きな兄キルアを
ゾルディック家に(あるいは自分の元に)連れ戻し、
昔のように一緒に暗殺生活を送り、
かまってほしいという純粋な願い。
2. ミルキ説(能力奪還)
クロロがヒソカ戦などで使用した
人間の死体を操る能力
「番いの破壊者(サンアンドムーン)」等のいずれかが、
実は兄ミルキの能力であり、
それをクロロのスキルハンターから奪い返して
(除念などの手段で)
兄の力を元に戻そうとしている説。
カルトは幼少期ミルキに
よく懐いていた描写があるため。
3. アルカ(本物のアルカ)説
家族から
「男(それ)」扱いされているアルカですが、
実は現在のアルカの中身(あるいは肉体)は、
キルアが
「ナニカ(何か)」にお願いしたことで
書き換えられてしまった
“偽物の妹”であり、
その犠牲になって消えてしまった
「本物の兄(アルカ)」を、
クロロの盗む能力などを利用して
引き剥がし、
取り戻そうとしているという
ディープな説。
5. 旅団入団の裏にある「イルミの影」
カルトの幻影旅団入りは、
実はカルト自身の独断ではなく、
長男イルミの指示
(ビジネス)によるものという見立てです。
クラピカの
ジャッジメントチェーンに苦しむクロロは、
身内(旅団)に頼れないため、
報酬さえ払えば動いてくれる
暗殺ビジネスパートナーのイルミに
「除念師の捜索」を依頼。
それを受け、
高い探索・索敵の念能力を持つカルトが
旅団に潜入・派遣されたのではないか、
という
ゾルディック家と旅団の裏の繋がりが考察されています。
【総括】
現在はイルミと共に
ブラックホエール号に乗船しているカルトですが、
旅団vsヒソカのデスマッチにおいて、
彼らゾルディック兄弟の動きや
本当の目的(兄さんを取り戻すこと)が、
物語を大きくひっくり返す
「ジョーカー(鍵)」の役割を果たすのではないか、
と
今後の展開に期待を寄せる解説となっています。