- 2021/03/31
『HUNTER×HUNTER』の主人公
ゴン=フリークスについて、
物語初期(ハンター試験)から
キメラ=アント編に至るまでに見せていた
「光の主人公」の裏に隠された
常人離れした感性、
サイコパス的な危うさを考察した動画です。
1. 序盤・ハンター試験で見せた危うさと独特な生命観
嵐の海への飛び込み(ハンター試験前)
船から落ちた水夫を救うため、
後先考えず海へダイブ。
足をつかんでくれた
クラピカやレオリオとは初対面であり、
自分の命やリスクを一切顧みない
危険な本性が現れていた。
暗殺者や殺人に対するフラットな態度
ヒソカとの遭遇による
死の危険すらスリルとして楽しむ。
キルアがジョネスの心臓を抜き取った際も
他の受験者のように
怖がらず平然としており、
暗殺者の家系であるキルアと
即座に親友になるなど、
一般的な倫理観・価値観から乖離している。
ハンゾー戦での異常な折れなさ
腕を切られるなどの脅迫を受け、
ボコボコにされても
絶対に「参った」と言わない
頑固さ・自我の強さ。
自分の意志を貫くためなら
命や肉体のダメージを構わない狂気を見せた。
2. ヨークシン・G.I編:ゼパイルの危うさ指摘と「善悪に頓着しない」性質
ゼパイルの見立て
ゴンは
「善悪に頓着がなく、
純粋な好奇心や感動で動く」ため、
一歩間違えれば
悪の道に染まりかねない危うさ
(彫刻の贋作作りのエピソード等)
を指摘される。
旅団(ノブナガ等)への怒りの本質
一般人を殺すことに怒ったのではなく、
「仲間を思って泣ける感性があるのに、
なぜ他人には冷酷になれるのか」
という
感情の矛盾に腹を立てていた。
ゲンスルー戦
敵に一矢報いたい・ギャフンと言わせたいという
自分の感情・プライドのためだけに
両腕を爆破させて失う。
勝利後は
「大天使の息吹」で
敵であるゲンスルーの傷を治すなど、
善悪を超越した思考行動を徹底。
3. キメラ=アント編:闇落ちと「幻影旅団と同質の精神性」
カイト失妄による変貌
カイトの討伐・復讐に固執するあまり、
モラウに対して
本気の殺気を向けたり、
宮殿突入時も
一切の感情を殺して
合理的な判断(絶対ピトー倒すマン)に徹する。
無抵抗な少女コムギへの脅迫
カイトを救う/復讐するためなら
関係のない一般人(コムギ)を人質に取り
「静かにしないと殺す」と脅迫。
かつてクラピカに
「復讐で人を殺さないで」と言っていた
二重基準(ダブルスタンダード)であり、
「身内以外の人間はどうなっても構わないが、
身内が害されたら絶対に許さない」
という精神性は
本質的に幻影旅団(クモ)と
非常に似ていると考察。
4. ゴンさん化と現在の状況
全てを投げ打って
(制約と誓約)ピトーを撃破し、
ミイラ化したものの
アルカ(ナニカ)の力で復活。
念が見えなくなり
現在はクジラ島で学習に励む日常に戻っているが、
光も闇も抱える
成長期の少年として
今後の再登場や変化が期待されている。