HUNTER×HUNTER:第38巻感想

この動画は、
約3年11ヶ月ぶりの連載再開
(第391話〜第400話)となった
『HUNTER×HUNTER』
単行本第38巻の内容を、
各話(エピソード)ごとに
分かりやすく解説・要約した感想ラジオ動画です。

大きく分けて
「下層(3〜5層)のマフィア抗争&旅団の過去編」

「上層(1〜2層)の王位継承戦の最新状況」
の2つの軸が、
いよいよクロスし始める重要な巻となっています。

1. 下層(3〜5層):3大マフィアの抗争と幻影旅団の動き

38巻の前半は、
船内を牛耳る3大マフィア
(シュウ=ウ一家、シャ=ア一家、エイ=イ一家)と、
ヒソカ抹殺を狙う幻影旅団の
複雑な衝突が描かれます。

391話〜392話:知らん奴同士の念バトルとヒソカの登場

シュウ=ウ一家の若頭・ヒンリギ
(具現化系:『手のひらを太陽に(バイオハザード)』)
らが、
混乱を目論むエイ=イ一家(組長モレナ)の構成員と激突。

念を覚えたての一般人(パドユら)を、
ベテランのヒンリギが圧倒する
高度な攻防が繰り広げられます。

その後、
なんの変装もせず
一般客に紛れて
普通にうろついていたヒソカの本尊を、
シュウ=ウ一家の構成員(ザクロ、リンチ)が発見します。

393話:ルイーニ瞬殺とノブナガのかっこよさ

エイ=イ一家の空間移動能力者
ルイーニがシャ=ア一家の事務所に乗り込み、
「世界を一緒にぶっ壊そう」と
幻影旅団(ノブナガ・フィンクス・フェイタン)
に協力を持ちかけます。

しかし、
ノブナガは能力すら使わず
一瞬で間合いを詰めて
ルイーニの頭を刀で突き刺し瞬殺。

「お前らが世界を壊すなら、
俺がお前らを壊す」
と言い放ち、
エイ=イ一家の殲滅を決めます。

394話:ヒンリギの有能さとヒソカの移動

ヒンリギはヒソカと直接交渉し、
抗争が終わるまで
上層(1層)の娯楽エリアで
大人しく遊んでいてくれと頼みます。

ヒソカはこれに応じ、
物語は上層のクラピカたちの動向と
リンクする可能性が浮上。

398話〜399話:エイ=イ一家のアジト探索とノブナガの危機

ノブナガとヒンリギが手を組み、
エイ=イ一家のワープの罠が仕掛けられた
隠れ家へ潜入。

敵の強力な能力
(受けたダメージを別物に移す
『スイートホーム-Damage』や、
アジト内無敵の完全防御型能力
『LSDF-墨攻』)
に翻弄され、
ノブナガが愛用の刀を没収されて
強制退去させられるというピンチに陥ります。

2. ファン感涙:第395話〜第397話「幻影旅団の結成秘話(過去編)」

38巻の最大のハイライトとも言える、
ノブナガの回想から始まる
幻影旅団の幼少期・結成エピソードです。

395話〜396話:始まりは子供たちの劇団『旅の一座』

舞台は世界のゴミ捨て場「流星街」

幼少期のクロロは
極めて純粋で
仲間想いの心優しい少年でした。

ゴミ山から
特撮ビデオ
『カタヅケンジャー』を拾ったことをきっかけに、
言葉の喋れない子供たちのために
クロロが1人で
何役ものアフレコ(吹き替え)を行う
上映会を企画。

これに感動したウボォーギンやノブナガ、
マチら初期メンバーが集まり、
子供たちの吹き替え劇団
『旅の一座(のちの幻影旅団)』が結成されます。

ウボォーの夢は
「クロロと一緒に劇で世界を巡り、
世界一の悪役を演じること」
でした。

なお、この一座には
『クラピカ追憶編(0巻)』
に登場したシーラも在籍していました。

397話:最悪の惨劇「サラサの死」とクロロの変貌

ある日、
一座の幼い少女サラサが、
流星街の外から来た人さらい(誘拐犯)の標的となり、
無残にバラバラにされた遺体となって
袋詰めで発見されます。

遺体の側には、
犯人たちが残した自己顕示欲の塊のような
「極悪なメッセージ紙」
が残されていました。

激しい絶望と怒りに駆られたクロロは、
犯人たちを炙り出すために
「世界中のあらゆる犯罪や
動画が集まる
インターネットの裏サイト(網)」
を構築することを決意。

流星街の仲間を
二度と犠牲にしないため、
みずからが
「世界最悪の悪党(悪のカリスマ)」として
生きる怪物(旅団の団長)へ
変貌を遂げることになります。

この方針に賛同できなかったシーラは、
ここで一座を去っていきました。

3. 上層(1〜2層):王位継承戦の混沌とクラピカの現状

38巻の後半(400話付近)では、
ふたたび王位継承戦のサスペンスにスポットが当たります。

第6王子タイソンの思惑

自身の霊獣(愛の布教)によって
国王を改心させ、
継承戦を止めようと目論むものの、
すでにハルケンブルグが失敗したルートであるため絶望的。

第14王子オイト・風月の衰弱

姉のカチョウが死んで
念獣(『君がいない』)と化している中、
妹のフウゲツは
カチョウの死によるショックと、
「邪霊の呪い」に晒されたことで
オーラが絶(ぜつ)並みに弱まり、
精神的にも肉体的にも
激しく衰弱してしまいます。

センリツが彼女を守るために奔走します。

第400話のラスト:クラピカと第5王子の施設兵・ロンギ

クラピカの前に現れた
第5王子ツベッパの施設兵「ロンギ」。

彼がみずから
「隠れ念能力者」であることを明かし、
クラピカとパートナー契約を結びます。

これが単行本38巻のラストとなり、
物語は次の巻
(401話以降のビヨンドの血族の暴露)
へと繋がっていきます。

【総括と掲載形態の変更について】

動画の最後では、
冨樫先生の体調を考慮して
「週刊連載」
(10話掲載して休載するスタイル)ではない
新しい掲載形態へ移行する
公式告知についても触れられています。

ネーム(プロット)自体は
あと30話分以上ストックがあると言われており、
ファンとしては
「いくらでも待てるので
体調第一で描き続けてほしい」
という
温かいエールでラジオが締めくくられています。

 

TOP
error: Content is protected !!