キキョウ=ゾルディック、幻影旅団の師匠レンコと同一人物説

『HUNTER×HUNTER』に登場する
キルアたちの母親
「キキョウ=ゾルディック」について、
単行本第38巻(幻影旅団の過去回想編)で登場した
謎の女性「レンコ」と
「実は同一人物(あるいは血縁関係者)ではないか」
という、
ファンの間で噂されている
興味深い考察を
多角的に検証している動画です。

1. キキョウ=ゾルディックの人物像と謎

異様な外見と独特な感性

派手なドレスと大きな帽子、
包帯で覆われた顔に
ゴーグル型の機械という独特なビジュアル。

暗殺の才能を持つ
三男キルアを異常に溺愛しており、
キルアに刺されたり
冷たい目で見られたりすると
「暗殺者として立派に成長した」
と感動して涙を流すなど、
常人とはかけ離れた
ヒステリックで過激な教育ママです。

念能力と戦闘力

作中での明確な戦闘描写はありませんが、
執事のカナリアを気絶させている描写や、
公式ガイドブック(ハンターズガイド)で
「操作系能力者」
であることが明かされています。

遠隔で屋敷内を覗いている描写から
「千里眼」のような
情報・サポート系能力、
または
「相手を傷つけずに
気絶させることに特化した能力」
などを持っている可能性が
推測されています。

2. 「キキョウ = レンコ」同一人物説の根拠

単行本38巻の
流星街の過去回想に登場した「レンコ」は、
死体修復(エンバーマー)を営む謎の女性で、
マチやパクノダに
念(オーラ)を教えた
「幻影旅団の師匠」
にあたる存在です。

根拠①:外見的な共通点

二人とも細身でスタイルが良く、
大きな帽子を被っています。

また、
レンコは「口元」を隠した
ビジュアルであるのに対し、
キキョウは逆に包帯で
「口元だけ」を露出させており、
対比構造(顔の隠し方の補完)のようになっています。

根拠②:流星街という「出身地」と旅団とのズブズブな関係

キキョウの出身地は
旅団と同じく「流星街」です。

ゾルディック家は、
シルバが過去に旅団員を暗殺したり、
イルミやカルトが旅団に入団していたりと
旅団と深い関わりを持っています。

もしキキョウが旅団の師匠(レンコ)であれば、
カルトが
「師匠の子供(コネ入団)」
として旅団から異様に優しく扱われている点や、
夫シルバの
「旅団(妻の元教え子たち)には手を出してやるな」
という発言、
過去の暗殺仕事が
「妻の頼みによるボランティア」
(割に合わない仕事)
だったという点にも納得がいきます。

根拠③:名前と花言葉の植物繋がり

キキョウは
植物の「桔梗(花言葉:変わらぬ愛)」
レンコは
「蓮根(ハスの花言葉:離れゆく愛)」
に由来すると推測でき、
それぞれの愛の形
(キルアへの執着と、旅団との別れ)
を示唆しているという見方があります。

3. 同一人物説への反論と矛盾点

この説には、
いくつかの決定的な矛盾
(自系列と念の系統の違い)
も指摘されています。

矛盾①:タイムライン(自系列)のズレ

クロロ(26歳)と
長男イルミ(24歳)の年齢差は2歳です。

クロロが11歳で旅団を結成した時、
イルミはすでに9歳。

キキョウは
その年齢のイルミやミルキを出産しているため、
とっくにゾルディック家に嫁いで
ククルーマウンテンにいるはずであり、
その時期に流星街で
マチたちの師匠(レンコ)として
常駐しているのは
物理的に無理があります。

矛盾②:念の系統の違い

38巻の本編外のメモにより、
レンコは「特質系」であることが判明。

対してキキョウは「操作系」であるため、
設定上の系統が異なります。

※操作系はのちに特質系に変化しやすいという例外もありますが。

4. 結論:同一人物ではなく「姉妹・親族」の可能性?

動画では、
上記のような自系列の矛盾や系統の違い、
また
「クールビューティーなレンコが、
のちにヒステリック教育ママの
キキョウになるとは考えにくい」
という性格のギャップから、
「二人は同一人物ではなく、
流星街出身の
『姉妹(または近い親族)』ではないか」
という説が有力視されています。

姉妹であれば、
すべての矛盾をクリアした上で、
ゾルディック家と
幻影旅団の距離感が
やたらと近いこと
(親戚のような関係)
にも綺麗に説明がつきます。

【総括】

読者の深読み(考察)の可能性も高いですが、
綿密に伏線が計算され尽くした
『HUNTER×HUNTER』だからこそ、
キキョウが
いつかゴーグルや包帯を外した際に
この「答え合わせ(立証)」がなされるのか、
今後の連載で明かされるかもしれない
流星街の真実に期待が寄せられています。

TOP
error: Content is protected !!