モレナの計画・幻影旅団の過去 徹底解説

【第405話徹底解説】モレナの計画と幻影旅団の虚しき過去・考察

漫画『HUNTER×HUNTER』
最新話(第405話)で描かれた
マフィア組長モレナ・プルードの次なる作戦と、
明かされた幻影旅団の過去の因縁
(復讐の完了と組織の矛盾)
について徹底的に整理・考察した動画です。

1. モレナ・プルードの計画:ツェリードニヒ私設兵の捕獲作戦

モレナは、
カキン王国第4王子ツェリードニヒから
自身の命が狙われていることを把握しており、
王子の動向を探るために
彼の「私設兵」をターゲットにした
作戦を進行しています。

作戦の概要

ドッグマンの優れた嗅覚能力を用いて
ツェリードニヒの私設兵を探知し、
操作系能力者である
ソドムの能力
(念の未修得者をアジトまで強制的に運ぶ能力)
を使って
拉致・捕獲しようとしています。

私設兵の特定方法(顧客データの謎)

ツェリードニヒ私設兵の体
(タトゥー)を手がかりに、
彫師(顧客データを持つ人物)経由で
モレナ側に
兵士のリストや顔写真が流れており、
そこからターゲットを
容易に特定できる仕組みになっています。

『恋のエチュード(サイキンオセン)』による勧誘と監視

モレナの目的は
無理やり操ることではなく、
拉致した私設兵を説得して
自らの念能力
『恋のエチュード』に感染させ、
仲間に引き入れることです。

動画内では、
この能力が「感染者の能力発現」だけでなく、
感染者の視覚や聴覚を介して
遠距離から対象の動向を監視、
あるいは無意識にモレナに協力させる
「要請型」の操作能力が
含まれているのではないかと考察されています。

カオスな展開が予想される王位継承戦の背景

現在、
第4王子の下層にいる兵士たちは
「念の未修得者」であるため
モレナの作戦自体は
高確率で成功するはずですが、
船内では以下の要素が絡み合い、
戦況はさらに混沌とする可能性があります。

① 自らの「死後」に向けて動くハルケンブルグ(第9王子)が早葬で何かを仕掛けてくる可能性。

② ハルケンブルグを診察したチードルやレオリオらハンター協会側が異変を察知して介入する可能性。

③ 警戒心の強いツェリードニヒ私設兵自身が、リスクを避けて警護任務をボイコットする可能性。

2. 幻影旅団の因縁:復讐の完了と「蜘蛛」の虚しき矛盾

第405話において
最も大きな反響を呼んだのが、
かつて流星街で
クロロたちの幼馴染の少女
サラサを惨殺した主犯の1人、
慈善財団「ママヘルク」の
理事長リスノースが
すでに10年前に
死亡(殺害)されていたという事実です。

10年前(1991年)に完了していた「サラサへの復讐」

リスノースは
恵まれない子供たちの支援を装いつつ、
裏ではマフィアに
子供を売りさばいていた
誘拐グループの黒幕でした。

本編開始の約10年前である1991年、
旅団結成から数年で
クロロたちはリスノースを見つけ出し、
すでに復讐を果たしていました。

報道のもみ消しと流星街のやばさアピール

リスノース殺害時に残された
「我々は何ものも拒まない、だから奪うな」
という声明文は、
当時のメディアや権力者によって
強引にもみ消されました。
(リスノースのマフィアとの繋がりや
裏の顔がバレるのを恐れたため)

しかし翌1992年、
流星街の住人による
冤罪への「報復自爆テロ」が起きたことで、
世間は初めて
その声明の恐ろしさを知ることになります。

「蜘蛛」という防衛システムが抱えた残酷な矛盾

サラサの復讐(第一の目的)を果たした
1991年から、
本編のヨークシン編(1999年)にいたるまでの
約8年間、
旅団は第二の目的である
「流星街を他国から守るため、
世界に手を出してはいけない
悪名高き永久指名手配犯として
蜘蛛のシステムを存続させる」
という目的のために、
派手な強盗や
虐殺(永久指名手配化)を繰り返してきました。

しかし、
その悪名を轟かせるための活動の一環として
「クルタ族(緋の目)」
を襲撃したことが引き金となり、
逆に対象となった
クラピカの復讐によって
ウボォーギンやパクノダを失うことになります。

「仲間(サラサ)の復讐のために作った
組織の存在意義(悪名を轟かせること)が、
結果として
新たな仲間を殺す装置になってしまった」
という、
旅団が内包する圧倒的な
「虚しさ」と
「因果応報」が405話で浮き彫りになりました。

3. クロロの危うさと「相打ち覚悟」の未来

現在、
ヒソカによって
シャルナークとコルトピを殺された旅団は、
かつての
「防衛のための悪名」よりも、
純粋な「ヒソカへの復讐」へと
完全に組織が傾倒しています。

ボノレノフのセリフからも、
クロロがヒソカを確実に仕留めるために
新たな能力を奪おうとしている形跡が窺えますが、
その能力はクロロ自身に
甚大なリスク
(最悪、相打ち・死亡の覚悟)
がかかるものであるような
ニュアンスが漂っています。

死亡したパクノダの団員番号である
「8番」のタトゥーを
現在のクロロが身に纏っている
(あるいは引き継いでいる)描写など、
仲間への愛が深いからこそ、
クロロが自らの命を投げ出して
他のメンバーを守ろうとしているのではないかという
「危うさ・自己犠牲の悲壮感」
が非常にしんみりと、
かつ深く考察された動画内容となっています。

 

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