- 2021/04/12
この動画は、
『HUNTER×HUNTER』
の主人公でありながら、
物語が進むにつれて
浮き彫りになっていく
「サイコパス・不気味・危うい」
といった
ゴンの特殊な二面性や
人間性の欠如について、
読者たちが本音で語り合う
反応をまとめたものです。
少年漫画の王道主人公とは
一線を画す
彼のキャラクター像について、
以下のような
興味深い視点や考察が飛び交っています。
1. 「ブレている」のか「元から狂っている」のか?
ゴンの性格や言動の矛盾について、
読者の間では
「キャラ崩壊(ブレている)」
とする意見と、
「最初からサイコパスとしての伏線があった」
とする意見に二分されています。
行動の二面性への違和感
「幻影旅団の非道
(無関係な人を殺すこと)
には激怒するのに、
大量殺人犯のゲンスルー(ボマー)や、
キルアの暗殺家業の過去は
あっさりスルーして
仲良くするのがよく分からない」
という、
ゴンの「マイルドヤンキー的」な倫理観に
(身内への極端な甘さと他者への無関心)
不気味さを覚える読者が多いです。
初期からのエゴの芽生え
しかし、
ハンター試験編でのハンゾー戦の時点で、
(絶対に負けを認めず相手を困惑させる)
すでに
「自分のルールやエゴを絶対に曲げない、
常識の通じない子供」
として描かれていたため、
キャラクターが急に変わったわけではなく、
元々の歪んだメンタルが表に出ただけだという
擁護の声もあります。
2. キメラ=アント(蟻)編における決定的な「メンヘラ・悪堕ち化」
ゴンの不気味さが極限に達し、
多くの読者を震え上がらせたのが、
カイトを失った後の蟻編終盤での言動です。
無関係な民間人(コムギ)への脅迫
ネフェルピトーを動かすため、
治療中だった無関係な盲目の少女コムギに対し
「(ピトーが言うことを聞かなければ)コムギを殺す」
と本気で脅しをかけました。
普通の少年漫画なら
「ただのハッタリ」で済みますが、
この時のゴンの死んだ目を見て
「ゴンはマジでやりかねない怖さがあった」
と恐怖する反応が
多数を占めています。
キルアへの決定的な逆ギレ(絶縁の一言)
暴走するゴンを
必死に宥めようとしたキルアに対し、
「キルアはいいよね。冷静でいられて。関係ないから」
と言い放ったシーンは、
読者にとっても
トラウマ級の絶望感を与えました。
「友情のために
ここまで人生を捧げて
尻拭いをしてくれた親友に、
こんな修復不可能な暴言を吐くなんて、
もう友達やめるレベル」
と、
キルアへ深く同情する声が溢れています。
3. キルア(人間味)とゴン(人外化)の対比
キャラクターとしての評価の逆転
暗殺一家に育てられたキルアの方が、
物語後半(蟻編)で涙を流したり、
精神的な弱さや葛藤を見せることで
「非常に人間味のある魅力的なキャラクター」
として成長していきました。
真逆の退行を見せたゴン
一方で、
大自然の中でミトさんに
真っ当に育てられたはずのゴンの方が、
カイトの死という
初の挫折によって感情を失い、
復讐のために
己の全てを投げ打つ(ゴンさん化)という
「人外の怪物」へ退行していく
構造の凄まじさが語られています。
4. 作者・冨樫義博の「王道主人公へのアンチテーゼ」
綺麗事を言わない主人公の魅力
読者からは
「綺麗事ばかり言う
生ぬるい王道主人公よりも、
エゴの塊で、
ちょっとしたきっかけで
悪堕ちしかねない危うさを持つ
ゴンの方がスリリングで圧倒的に面白い」
という
肯定的な意見も非常に多くあります。
冨樫先生のリアルな子供の描き方
「冨樫先生は、
ピアで熱血な真っ当なキャラを作るのが嫌い」
(またはそういうキャラの歪みを暴くのが上手い)
「精神的に未成熟な10代前半の子供が
極限状態に陥った時のリアリティを、
画力(特に死んだ目の演出)で
表現しきっているのが本当に上手い」
と、
作者の演出手腕を
大絶賛する反応で締めくくられています。