- 2021/09/07
評論家・岡田斗司夫氏が
『HUNTER×HUNTER』に登場する
「新人潰し」のトンパについて、
その凄さや物語における役割、
ゴン・キルアとの対比・キャラクター構造を解説した
切り抜き動画です。
1. トンパの隠されたハイスペックぶり
10歳でハンター試験会場に到達
トンパは45歳で35年連続受験(最多記録)。
逆算すると
10歳の頃から受験していることになり、
12歳で初受験したゴンやキルアよりも
若い年齢で試験会場に到達していた。
難関を毎年突破する実力
全世界から数十万人が挑み、
会場に到着できるのは
わずか数00人という過酷な試練を、
35年間毎年生き残って
会場にたどり着き続けている点自体が
「隠れた天才」と言える。
2. 「多数決の罠」や心理戦に見る人間描写と小回り
トリックタワーでの降伏(対ボドロ/5対5の戦い)
降伏して見方に文句を言われつつも
「俺はハンターになる気なんかねぇ、
ルーキーを絶望させるのが趣味だ」
と自身の信念(狂気)を
数ページにわたり語る独自の存在感。
「多数決の罠」の論理展開
多数決でやってはいけないこと(相談と挙手)について、
論理的かつ小学生にも分かるように小回りで構成・解説されており、
冨樫義博先生の文章・小回りの表現力の高さが際立っている。
3. ゴン・キルア・トンパの「3兄弟」的構造と分岐
岡田氏は、
ゴン・キルア・トンパの3人は同じ
「人間的素質」の
進化・分岐パターン(3兄弟)として
捉えることができると考察しています。
長男:トンパ(歪んだ頭脳派)
頭が良くクレバーだが、
途中で諦めや挫折を味わい、
「挑戦する」
ことではなく
「他人を落とし入れて楽しむ」
ことへ
目的をすり替えてしまった姿。
次男:キルア(呪縛と葛藤)
兄イルミから
「勝てない相手とは戦うな」
とリスク回避を叩き込まれていたが、
12歳でゴンという存在に出会えたことで
トンパのような歪んだ道に進まずに済んだ。
三男:ゴン(純粋な怪物)
どんなに過酷な状況でも屈せず、
自分の信念を愚直に貫く
「生まれながらの主人公/最強生物」
ハンゾー戦で痛みに耐え抜いて
敵の影を払ったように、
その姿が周囲を惹きつけ感動させる。