- 2022/11/14
この動画は、
『HUNTER×HUNTER』に登場する
最凶最悪の悪役の一人、
カキン帝国第4王子
ツェリードニヒ=ホイコーロが、
実は元々は
善人で“優しい王子”だったのではないかという、
彼の過去の闇落ちや
今後の内面の変化に迫った考察動画です。
1. 対等に接し、彼を心から慕う「軍学校の同期(友人)」の存在
作中トップクラスの残虐非道さを持つ
ツェリードニヒですが、
王立軍学校時代の
同期(現在の私設兵たち)は、
彼の権力目当てではなく、
心から友人として彼を慕っています。
彼らはツェリードニヒの我儘に対して
「器が小さい」
と気兼ねなくディスるなど、
対等な友情を築いていました。
しかし、
同期の一人が心の中で
「ツェリー、お前本当にそれでいいのかよ」
と呟くシーンがあり、
これは現在の彼の変貌や
残虐性に対する
「かつての彼を知るがゆえの違和感・不安」
の表れではないかと
推測されています。
同期たちの一般人寄りの
まともな感性から逆算すると、
「入学当初のツェリードニヒも、
今ほど邪悪ではなく
彼らと同じ感性を持った
普通の(優しい)人間だったのではないか」
という仮説が浮かび上がります。
2. 大切な存在に対する「甘さ」とテータへの態度
修行中に自分の命を狙って
銃を撃ってきた念の指導役・テータに対し、
ツェリードニヒは処刑するどころか
「少し休めよ、
ずっと気を張ってたんだろ」
と優しい言葉をかけ、
不問に付しています。
「嘘をつく女が最も嫌い」
と言いつつも
「裏表のある女って可愛いよな」
と心境を変化させている背景には、
彼が
「友人など大切だと認識した相手
(身内)に対しては、
極端に基準が甘く優しくなる」
という、
幻影旅団(クモ)に近い
精神性を持っているからだと考察されています。
3. 闇落ちの元凶?カキン王族の深い闇「謝肉祭」
ツェリードニヒが
残虐な性格に変貌した
(闇落ちした)原因として、
カキン王族の裏で行われる
不定期の祭
「謝肉祭」が挙げられています。
エイ=イ家組長のモレナ
(カキンへの強い復讐心を抱く人物)
を生み出すきっかけともなった、
人間の悪意を濃縮したような凄惨な祭りに、
まだ純粋だった頃の
ツェリードニヒが参加してしまったことで、
人格が完全に歪んでしまったのではないかと
辻褄が合わせられています。
4. 守護霊獣の「2つの顔」に隠された過去とモレナとの関係
ツェリードニヒの守護霊獣には
「顔の中にもう1つの顔」
が存在します。
パイロ説からモレナ説へ
当初は
クラピカの親友
「パイロ」の顔に似ていると噂されていましたが、
最新の展開から
「内側の顔は本物のモレナなのではないか」
という新説が登場。
中にある顔の傷などが
モレナを彷彿とさせ、
かつて謝肉祭で
モレナと純粋に仲良くなったツェリードニヒが、
彼女が王族の闇によって
犠牲(肉)にされたのを見て闇落ちした、
という悲しい過去が推測されています。
二面性の象徴
もしくは、
禍々しい外側の顔が現在の
「表の邪悪な性格」を表し、
素朴で大人しそうな内側の顔が
「本来の純粋な心」(元々のツェリードニヒ)
を表現しているという解釈も成り立ちます。
5. 今後のキーマン:テータと同期の「ボクセン」
テータの存在
ツェリードニヒの精神を
大きく変える存在になり得ますが、
テータがこれ以上彼に嘘をつけば
霊獣の能力で
人間不帰の目に遭うリスクがあります。
もし大切になったテータを
自分の霊獣で怪物に変えてしまった場合、
さらなる狂気に走る可能性があります。
ボクセンの危機
同期の一人である「ボクセン」は、
現在モレナ側の陣営
(特質系のドナー候補)に巻き込まれており、
モレナを滅ぼそうとする
ツェリードニヒとは敵対関係になっています。
今後ボクセンの身に危険が迫った際、
ツェリードニヒが友人として
どのような反応を見せるかで、
彼の本当の「素の人間性」が暴かれることになります。
【総括】
生まれついての絶対的な
巨悪(サイコパス)の可能性も残るものの、
かつてのキメラアントの王(メルエム)が
コムギとの出会いで
最期に人間的な感動を読者に与えたように、
最凶の王子として登場したツェリードニヒも、
過去の闇や
テータ・友人たちとの関係を通して、
物語の終盤で
我々を大きく揺るがす人間的な変化
(あるいは真相の開示)
を見せてくれるのではないか、
と今後の展開に期待を寄せる内容となっています。